金沢探訪 〜本加賀友禅〜

2010.02.06 Saturday

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    暖簾柿本市郎氏と店主

    平成22年2月3日、雪の金沢へ本加賀作家の柿本市郎氏と宮野勇造氏の工房見学に行きました。柿本先生の工房では、秘蔵作品を拝見しました。
    「下絵ができたら作業の六割ができたんや。」下絵ができるまでに、配色から構想までが全て頭に描かれてしまうそうです。下絵から彩色に至るまで満足いくまでこだわり作られた作品から、柿本氏の友禅染に対する情熱を実感。福井県を代表する作品としては、越前海岸の水仙を描かれたことがあるそうです。
    左上写真の暖簾は、お嬢様のお嫁入りの際に作られた作品です。

    宮野勇造氏と店主

    宮野勇造氏の工房では、彩色の工程と下絵の工程を見学しました。快適な作業環境だから職人のやる気もでて、良い作品ができるのだなと実感。宮野氏も下絵に関しては柿本氏と全く同じことを言われました。下絵の重要性を再認識しました。

    糊置き工程引き染め工程

    左上写真:糊置き工程   糊の太さを一定にするのが難しい作業です。
    右上の写真:引き染め工程  染むらの無いように手早い作業が大事です。
    3月4日からの「春栄展」では、本加賀友禅をご紹介します。